用語集

自宅世界観「死神輪廻」で使われている言葉の説明。設定が気になる方向け。随時追加。


:この世界に生きるもの誰もが持っている生命の源。魂は肉体に定着することで生命を与えているが、肉体の老衰、傷病など何らかの要因で肉体が限界を迎える肉体から抜け出る。これを回収して冥界に送り届けるのが死神のもっとも基本的な仕事である。


「ソウル」:魂のもつエネルギーの総称であり、意思の力であり、生命の証である。

生命が活動する上で、その知識や経験やスキルなど、その人生で得たものが多ければ多いほど魂のもつ「ソウル」は強大なものとなり、良質の「魂」とされる。

一般的に、新しい魂ほどソウルを溜め込みやすく、逆に成熟した魂にはソウルが溜まりにくくなる。

得られたソウルはエネルギーとしてさまざまな形で利用されるほか、硬貨にソウルを宿すことで通貨としても利用される。単位は「sl」。


死神:死神協会に所属し、この世界の魂の循環を管理しているのが死神である。死神になる方法は様々あり、自ら志願してなるものや死後協会に才能を見いだされて死神になるもの、協会が造り出したものなどがいる。

死神はその仕事内容によって主に『イザナイ』を担当する『言秀イ部隊』と『魂狩り』を行う『魂狩リ部隊』の二つに分けられる。

また、死神の中でも特に魂狩リ部隊に所属するものは、必ず一人一つ、自分専用の死神武器『魂器』を持っている。


死神協会:地上と冥界の魂の循環である輪廻転生を管理する組織。生命が生まれたころには既に存在していたとされるほど歴史が長い。運営・意思決定機関である「総死会」と実働部隊で構成され、また、新たな死神の育成も行っている。


魂器(こんき):死神が一人一つ持っている死神専用の武器。形状は最もオーソドックスな大鎌から剣、短剣、槍、弓、拳銃……など、それぞれの死神の特性に合わせ様々だがそれらのすべてが相手の「魂」に直接ダメージを与え、刈り取ることが出来る性質を持っている。勿論通常の武器として使っても一級品のものが多い。

 初めは協会から支給された量産品を使うことが多いが、使っていくうちに死神の戦闘スタイルにあわせてカスタマイズすることで唯一無二の性能となる。なお、魂器の作成やアップグレードに関しては専門の職人がおり、彼らもまた死神である。


輪廻転生:肉体から抜け出た魂を回収し、冥界に送ることで魂を「洗浄」し、魂から「ソウル」を分離する。そして洗浄された魂を再び地上へ送り返すことで

新たな生命となる。生命の循環であり、この世界の理。これを乱すものを討伐するのが「魂狩り」である。


言秀イ(イザナイ):肉体を離れ、地上をさ迷う魂を保護・回収し、冥界まで導くこと。死神としてのもっとも基本的な仕事であり、もっとも重要な仕事でもある。主に言秀イ部隊に所属する死神の担当する仕事だが、たとえ魂狩り部隊所属者であっても、黄色星以下の死神は定期的にイザナイの仕事を行うこととなる。


ゲダツ死してなお地上に魂のままであり続ける、不死の魔術を開発する、多くの命を奪うなどによって魂の循環を乱すもの。死神たちの討伐対象となるもの全ての総称を指す。生命の理から外れたものであり、その魂は一般的なものと比べてより強い力を有しているか、あるいは変質していることが殆どである。そして、変質した魂は入れ物である肉体にも変化を及ぼすことがある。


魂狩り:ゲダツを討伐し、その魂を回収することで輪廻を正しいあり方に引き戻すことを言う。魂狩りを行う死神はみな強力な魂器を持つ選抜されたメンバーである。

 魂狩りの対象であるゲダツにはその魂の強さによってランクが付けられ、同様に魂狩りを行う死神にもランク付けがされる。


ランク死神にはそれぞれの実力や功績に応じてランクがつけられ、そのランクに応じた仕事を任されることとなる。

 ランクは低い方から順に、

見習いの赤星半人前の橙星一人前の黄星幹部クラスの緑星達人の青星伝説級の白星

となっている。

 自分のランクより高い仕事であっても、複数人で行うなどすれば受けることは出来るが、それでも精々ひとつ上のランクまでである。

 勿論ランクが上がれば上がるほどその数は減っていき、最高階級の白星は数えるほどしかいない。


部隊:死神の仕事のうち、もっとも基本的な仕事である『イザナイ』は基本的に一人で行うが、『魂狩り』は専ら数人の部隊を組んで行う。何故なら、死神たちの魂器には得手不得手があり、魂狩りの対象になるゲダツはみな通常の生物の枠から逸脱したものたちであるからである。

死神のランクが高くなればなるほど大人数の部隊を組む回数は減っていくが、それでも大抵の死神は少なくとも二人以上で仕事に当たる。